大会結果報告
12月13日に行われた総文祭団体戦神奈川県予選のB級は、4チームのリーグ戦(2敗失格)を行った後決勝トーナメントが行われました。
初戦の相手は神奈川大学附属高校のBチーム。後手番で相手の角換わりになり、第1図からオーソドックスな4二玉〜5二玉の手待ちを選びました。そこで相手は通常7九玉や4五歩とするところを5八玉としてきました。「右玉かな?」と思いましたが、こちらが4二玉と寄った手に対して8八銀としてきたので、すかさず8六歩として優勢にできたました。その後は30秒将棋の中で何度か微妙な局面にしてしまったものの、なんとか勝ち切れました。それでも、チームとしては1勝2敗で初戦を落としてしまいました。

2回戦の相手は湘南学園。私の先手で相掛かりとなりました。第2図から相手が4五角と打って、3五飛に2七角成としてきました。そこで1五角がぴったりで3三桂に2六の地点を塞いだ効果で3六歩と突き、2二銀に2八歩と打って馬を捕獲できました。その後は初戦と違いすんなりと勝ち切ることができました。しかし、チームは1勝2敗で予選敗退となってしまいました。

個人としては2つとも勝てたものの、チームとして破れてしまったのは悔しいので来年度強い後輩が入ってきてほしいものです。
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※この記事では局面図の大きさにフォントサイズを合わせてみました。本文のサイズとこの文のサイズで読みやすい方をコメントしていただけると幸いです。
大会結果報告
11月3日に行われた総文祭兼新人戦神奈川県予選のA級1日目は、3勝で決勝トーナメント進出2敗で失格というルールで行われました。
1局目の相手は横浜高校の1年。僕の先手で角換わりとなり、こちらが早めに3七桂と跳ねたところを早繰り銀で咎められてしまい、角銀交換の駒損で作戦負けに陥ってしまいました。しかし、その銀で相手の角にプレッシャーを掛けて、飛車先突破は許したものの角をタダ捨てさせ銀得になりました。それでもやはり桂頭の傷が大きく飛車を切らざるを得ない状況になり、二枚飛車で挟撃態勢を作られてしまいました。こちらも歩を駆使して挟撃態勢を作りましたが、相手が一手早く敗れてしまい、早くも角番に追い込まれました。
2局目の相手は神奈川大学附属高校の2年。相手が早めに飛車先の位を取る先手三間飛車を採用しました。こちらは天守閣美濃、相手は美濃に囲い相腰掛け銀になりました。相手が四間飛車に振り直してきたところでこちらも右四間飛車に振り、その後こちらから5五銀とぶつけていき角と銀の総交換になりました。直後に相手が馬を作りにきたところで、飛車先を伸ばしていき銀を打ち込みました。これで飛車銀交換の駒得になり、飛車を下ろしたところで飛車を殺す順をうっかりして、飛車と金銀交換となり結果的に金得になりました。そこでと金を敵陣に向かわせるか桂香を拾わせるかで悩み、前者を選びました。しかし、これが微妙でその間に飛車の成り込みを防がれ、2枚目の飛車を確保されてしまいました。そして、互いに大駒を下ろして終盤に入り、美濃崩しの常套手段である3六(7四)桂から飛車を取ったものの角取りに馬を寄られ困ったように思いましたが、そこで角をタダ捨てし王手馬取りで飛車を下ろして盤面中央を制圧できました。その後はそれを活かし玉を中央に逃げ出させて、なんとか勝つことができました。
ここで休憩に入りました。まず近くの公園で昼食を食べて、その後は午後から始まるC級に参加する先輩の作戦会議に協力しました。結果先輩は予選の3回戦をその作戦で勝ち、決勝トーナメントまであと1勝のところまでいったそうです。
休憩が終わり3局目の相手は鎌倉学園の2年。角換わり相腰掛け銀となり後手のこちらは千日手狙いの手待ちをしましたが、好機に仕掛けられ飛車銀銀と角金桂交換になりました。入玉を狙う展開になりましたが、二枚飛車で上から押さえ込まれて自陣に押し返されてしまいました。自陣に角二枚を打ちつけて粘ろうとしたもののじわじわ寄せられて敗れてしまいました。
初めての大会ということで非常に緊張しましたが、この大会が今年度は最初で最後だったので来年度に向けて頑張ります。
ご愛読ありがとうございました。
受験が終わりその後半年間で買った棋書を紹介
僕は中2の年末に毎週通っていった八王子将棋クラブが閉店してしまい、一気に将棋のモチベーションが下がってしまいました。そこから将棋に一切触れないまま1年近くが経過しました。そして、受験が終わり学校に将棋部があることを把握していたので、また将棋をやろうと思いました。そこで、まずは相居飛車と対抗形それぞれ得意な戦法を作ろうと思い買ったのがこちら。


400ページ近くの大作となっており、角換わり腰掛銀の形はほぼ網羅されています。これで角換わり腰掛銀は基本作戦勝ちに持っていけるようになりました。elmo急戦は対穴熊は微妙でしたが対美濃はかなり有効でした。しかし、実戦から遠ざかっていたので中盤力を上げるために買ったのがこちら。



一冊目は相居飛車と対抗形それぞれ12テーマで構成されていて、とても参考になる考え方が多かったです。あとの2つは古本屋で偶然見つけたので衝動買いしました。それでも2冊とも名著と名高いだけあって、全盛期の羽生さんの最短で勝ちに行く考え方には特に唸らされました。また、こいなぎさんの必至の動画に触発されて買ったのがこちら。(https://www.youtube.com/watch?v=J6mrh-ltdyo)

それまで終盤は一気に詰ますことしか考えていなかったので、必至問題を解いて終盤の考え方が大きく変わりました。そして今度の大会に向けて作戦の幅を増やそうと思い買ったのがこちら。

相掛かりは構想力が大きく問われる戦型なので、そのヒントを得られる一冊でした。大会の結果に関しては直後の実力テストが終わり次第ご報告します。
読んでいただきありがとうございました。
オススメ将棋youtuber紹介
今やプロ棋士もyoutubeをされている時代ですが、今回はそういった有名所(登録者数1万人以上)ではないけど、とても参考になる将棋youtuberを紹介していこうと思います。
・shodanさんhttps://www.youtube.com/channel/UCYlxrV_uTQ8YHgXsQYoYKlw
ライブの割合が多いので視聴者との距離が近いと思います。また、研究動画の精度もすごく高くミレニアム研究は他の戦型に比べて特筆しています。
・ほっしーさんhttps://www.youtube.com/channel/UCYlxrV_uTQ8YHgXsQYoYKlw
実戦と研究の分量のバランスがよく、幅広い戦型を指されています。学生大会やアマ大会で多くの実績を残されているので、信頼は絶大です。
・すぎうらさんhttps://www.youtube.com/channel/UCCB2M--RYwnzpHJxHBzdvsw
エンタメ要素もややありながら、随所の局面で光る勝負術が特徴の居飛車党です。
・こいなぎさんhttps://www.youtube.com/channel/UCIu5CjFByss0CApH8PyAtnA/featured
こちらもエンタメ要素がありながら、緻密な序盤研究を活かした実戦や詰将棋講座は参考になるものばかりです。
・高崎さんhttps://www.youtube.com/channel/UCmQZEDNYj7GIzLC7EZIwgwg
居飛車党の本格派で、一つの戦法には一つの戦法を指されています(三間飛車には左美濃といった要領)。たまに局後プチ講座をしてくれるので、動画を見て気になった変化をすぐに解決できると思います。
・かなきちさんhttps://www.youtube.com/channel/UCTPurv7nncfwWZLsQkSVBSA
全国レベルのアマ強豪の居飛車党です。実況者では少数派の将棋クエストを戦場としており、五分切れ負けをメインにされているので、手軽に見れてかつ参考になるものが多いです。
・lainさんhttps://www.youtube.com/channel/UCNuX03Xj9CaAo7J3GTyeCyw
居飛車には角交換振り飛車、振り飛車にはエルモ囲いを専門とされています。
・牙狼さんhttps://www.youtube.com/channel/UCKUW_PVwEird1fNkAsQql1g
・古田龍生さんhttps://www.youtube.com/channel/UClhSx7AMnn8AfOAPnMoez2w
現役の奨励会三段で、中飛車がメインですが居飛車振り飛車問わずなんでも指こなされています。
読んでいただきありがとうございました。
この記事が皆さんひとりひとりに合った方を見つける参考になれたらと思います。
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通算100期かタイトル初防衛か 竜王戦七番勝負展望
第33期竜王戦七番勝負豊島将之竜王(叡王と合わせて二冠)対挑戦者羽生善治九段がいよいよ明日開幕します。
今期の注目はやはり羽生九段のタイトル通算100期だと思います。1回目の100期挑戦は第89期棋聖戦で豊島に奪取され、2回目は第31期竜王戦で広瀬八段に奪取されいずれも失敗しており、今回の竜王戦で三度目の正直なるかといったところでしょうか。一方の豊島竜王にも注目です。豊島竜王は過去3回の防衛(棋聖戦 名人戦 対渡辺現名人、王位戦 対木村同九段)を全て失敗しており、今回の竜王戦でタイトル初防衛を目指します。
両者の対戦成績は豊島竜王の16勝羽生九段の17勝となっています。直近の5局は豊島竜王の2勝羽生九段の3勝と完全に互角の成績で、タイトル戦では第62期王座戦羽生3勝2敗で防衛、第86期棋聖戦3勝1敗で羽生防衛、第89期棋聖戦3勝2敗で豊島奪取となっています。
羽生九段は2年ぶりのタイトル戦となりますが、王将戦の挑決リーグで藤井聡太二冠を破るなど前人未到のタイトル通算100期に向けて徐々に調子を上げてきています。一方の豊島竜王もダブル七番勝負の過密日程を通して、先に名人を失冠したものの叡王を獲得し、徐々に復調の兆しが見られます。
戦型は矢倉(脇システム、米長流急戦)相掛かり、角換わり(相腰掛け銀、相早繰り銀)が予想されます。どの戦型でも最先端かつ最高峰の攻防が見られるでしょう。
七番勝負日程
| 10月9、10日 (金、土) |
「セルリアンタワー能楽堂」 東京都渋谷区 |
| 10月22、23日 (木・金) |
「亀岳林 万松寺」 愛知県名古屋市 |
| 11月7・8日 (土、日) |
「総本山仁和寺」 京都府京都市 |
| 11月12、13日 (木、金) |
| 11月26、27日 (木、金) |
「指宿白水館」 鹿児島県指宿市 |
| 12月5、6日 (土、日) |
「ホテル花月園」 神奈川県箱根町 |
| 12月16、17日 (水、木) |
「ほほえみの宿 滝の湯」 山形県天童市 |
読んでくれてありがとうございました。
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将棋 王座戦五番勝負展望
第68期王座戦五番勝負永瀬拓矢王座対久保利明九段は9月3日(木)に元湯陣屋で開幕します。
永瀬王座は現在戦っている叡王戦と並行して二冠防衛を賭けた戦いになります。
久保九段は49期、55期以来の王座挑戦になります。過去2回の挑戦はいずれも羽生王座(当時)に敗れています。
2人の過去の対戦は永瀬王座の3勝1敗となっています。
戦型は大方の予想通り対抗形になりそうです。その中でも、最近の傾向からして久保九段は先手番だとゴキゲン中飛車や角交換振り飛車、後手番だとノーマル三間か四間になりそうです。しかし永瀬王座も十分な対策をしてくるはずなので、研究を外すという意味で耀龍振り飛車もどこかで持ってくる可能性は十分あります。
ワイドショーは藤井二冠や羽生九段しか取り上げませんが、軍曹対粘りのアーティストの戦いは熱戦必至なので、是非ご覧ください。
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五番勝負日程
| 対局日 | 対局場 | 立会 | |
|---|---|---|---|
| 1 | 9月3日(木) | <元湯陣屋> 神奈川県秦野市鶴巻北2-8-24 TEL 0463-77-1300 |
立会:塚田泰明九段 新聞解説:佐々木慎七段 記録係:鈴木麗音二段 |
| 2 | 9月9日(水) | <ウェスティン都ホテル京都> 京都市東山区粟田口華頂町1 TEL 075-771-7111 |
立会:桐山清澄九段 新聞解説:山崎隆之八段 記録係:井田明宏三段 |
| 3 | 9月24日(木) | <仙台ロイヤルパークホテル> 宮城県仙台市泉区寺岡6丁目2−1 TEL 022-377-2111 |
立会:青野照市九段 新聞解説:増田康宏六段 記録係:廣森航汰三段 |
| 4 | 10月6日(火) | <ホテルオークラ神戸> 兵庫県神戸市中央区波止場町2−1 TEL 078-333-0111 |
立会:福崎文吾九段 新聞解説:大橋貴洸六段 記録係:冨田誠也三段 |
| 5 | 10月14日(水) | <常磐ホテル> 山梨県甲府市湯村2-5-21 TEL 055-254-3111 |
立会:中村修九段 新聞解説: 記録係:熊谷俊紀二段 |
将棋連盟HPより
